バトルロードグロリア2016日本一決定戦に出場してきたお話 前編
はじめまして、ウォルフォンといいます。今回はバトルロードグロリア2016日本一決定戦のレポートについて書きます。
今年のJCS終了時、無限サブロムだの身内間のトスだの構築晒しbotだので自分は公式大会のモチベががくーんと落ちていました(構築晒しに関しては直前にアカヌマによって自分も被害を受けた)。そこで、自分はオフライン大会であるグロリアのほうを頑張ろうと思っていました。結果的に、北陸予選ベスト8で40、オンラインベスト4で10、関西予選準優勝で150ポイント獲得し、東海地区ポイント1位として全国大会への出場を決めました。本当に嬉しかったです!
全国大会行けただけで満足してしまい、あまり勝ってやろうという気持ちはなかったですが、それなりにパーティは考えてきました。まずは軽く使用したパーティについて説明します。
ゼルネアスとファイアローは前のパーティと変更なし。マッチ戦なのにまたスカーフゼルネアスを使ったわけですが、VGC2016ルールの大会で結果を出せたときはいつもこの型のゼルネアスを使っていたときだったので、そのジンクスにあやかって使いました。基本的な攻め方としては、コジョゼルネで序盤削ってアローの鉢巻ブレバとレックウザの珠神速orガリョウで締める形。
メガレックウザ@いのちのたま 陽気AS
スカーフゼルネアスはゲンシグラードンに弱いので、たきのぼりで縛れるメガレックウザを採用しました。メガボーマンダに弱い点はスカーフゼルネアスで解決でき、スカーフゼルネアスの削り性能とメガレックウザの縛り性能の相性がよかったです。
けたぐり / フェイント / はたきおとす / ねこだまし
めざ水だったのをはたきおとすにし、それにより陽気AS個体に変更しました。コジョンド+スカーフゼルネアスの並びはこのルールで最も多いメガ枠であるガルーラ、ボーマンダに強く出れます。また、コジョンドは相手のゼルネアスに猫騙しなどで怯まずに上からはたきおとすを打てるのでジオコンを妨害できます。つまり、スカーフゼルネアスの相方はコジョンドがベストなのです。
ドーブル@ラムのみ 呑気HB ムラっけ S84調整
ダークホール / このゆびとまれ / へんしん / ニードルガード
対Big-B対策で採用しましたが、一度も当たらなかったため1回しか選出しませんでした。へんしんは相手の情報が重要になるマッチ戦で使えそうだったのと、相手を眠らせた後に腐ってしまうことを想定して採用しました。ドーブルがいることでゼルネアスのスカーフをカモフラージュできるかなと思いましたが、マッチ戦なのであまり意味はない。
たきのぼり / じゃれつく / はたきおとす / アクアジェット
今大会のMVP。勝った3戦はすべてマリルリが大活躍してくれました。グラカイドータに強いポケモンとして、最初はメガカメックスを考えていましたが、このパーティにおけるメガシンカしないレックウザが非常に弱かったため、一般枠で何かいないかと探していたらマリルリにたどり着きました。かみなりが無いカイオーガからの打点はなく、レックウザを置けばグラードンに水技が入り、ドータクンにははたきおとすで抜群がとれます。ゼルネアスがいれば、フェアリーオーラじゃれつくができるので、レックゼルネ構築にぴったりなポケモンだなと思いました。想定していたグラカイには当たりませんでしたが、イベルグラ・オーガレックドータに刺さっていました。
完成したパーティを見てあまり強くなさそうやなあ...と思いつつも4人くらいフレ戦で戦って全勝したので少し自信を持ちつつ本番に挑みます。
続きは後編へ・・・