第11回あいオフ感想&反省
はじめまして、ウォルフォンといいます。今回はオフ会のレポートについて書きます。結果を先に言うと予選6勝1敗で1位抜け、トーナメント2勝1敗で2位になりました。
1. 使用構築
雨サナバレルは自分であれ以上改良できないと思い、違うパーティで挑もうと考えてました。そこで、あさぎさんに構築相談にのってもらったのですが、雨パに慣れてしまったせいで他の系統のパーティの動かし方がわからず、結局雨パを使おうと思いました。相談にのってもらったのにすみませんm(__)m
雨と組ませるメガ枠としてサーナイト(+モロバレル)の次に相性がいいのはクチートだと考えていたので、雨クチートでいこうと思いました。ボーマンダも試しましたが、クレセリア、ボルトロス、フェアリーがきつすぎたのでボツにしました。雨クチートの記事を探していたところ、Scarさんのパーティが強そう&自分にあってそうだと思ったのでこれを参考にしました。
ここからは各対戦の感想・流れを大雑把に説明していきます。BVは決勝以外とってないのでうろ覚えで書きます。選出順は左から書きますが、間違ってる可能性もあります。
2. 予選
VS ショウダイさん
相手 : ガルーラ、化身ボルトロス、霊獣ランドロス、ミロカロス
レート上位の人。いきなり強者とあたって緊張しましたが、ボルトロス式猫だましにクチートの雪崩怯みでずるをしまくって勝利。
VS 白夜さん
ブルンゲルのトリル始動のパーティぽかったので、ズルズキンの猫だましを考慮してサザンドラとボルトロスを出します。猫だましはボルトロスに、サザンドラの悪の波動でブルンゲルを突破します。が、どうやら乱数だったようです(参考元ではサザンドラは控えめですが、今回は臆病で採用してます)。ともあれ相手の得意パターンに持ち込ませず勝利。
VS 恋歌さん
レジギガス&ヤミラミの人。今回も両方パーティに入ってました。レジギガスのワイガが面倒だったのでドラゴンクローと流星群の集中で突破。次に出てきたのがマンムー。ガブリアス守る&サザンドラを捨て気味に流星群をマンムーにうつも、マンムーは交換読みか地震を選択。C4↓の流星群でもマンムーを倒せそうだったが、弱気にニョロトノに交換する。それを読まれてリザードンメガシンカからのソーラービームでニョロトノ出落ち&ガブリアスは礫で倒される。予選唯一の負け。
VS まめたさん
今までのオフ会で2戦したことはありますが、いずれも負けてきた因縁?の相手。初手ガルーラ引きニョロトノ出しからの雷をボルトロスに。クチート方向だったらきつかったかも。ボルトロスの10万とクチートの雪崩でボルトロスを突破。こちらはニョロトノを選出しませんでしたが、相手がしてくれたのでこちらのルンパッパが雨のタダ乗りに成功。相手ニョロトノ+キングドラのみになり、こちらのルンパッパで詰んでいる状況になります。が、濁流の追加効果を引き、ワンチャン残ります。それでもエナボをしっかり当て、ニョロトノを突破。雨がきれたタイミングでサザンドラを出し、キングドラを突破&初勝利。
VS 一二三さん
自分 : サザンドラ(たぶん)、クチート、ニョロトノ、ルンパッパ
シャンデラのトリルを警戒してサザンドラを初手で出すも、ガルーラの猫orけたぐりを警戒してニョロトノに交代。クチートのメガシンカがガルーラより早く、両者驚く。クチートのふいうち警戒で鬼火をうつも外す。ちなみにクチートは雪崩を選択。トリトドンにニョロトノの熱湯を吸われるも、ルンパッパを早めに出したため、なんとかなる。なんやかんやで勝利。
VS 霙さん
エルフーンがクチートになやみの種をうってきて焦る。ボルトロスがエルフーンに電磁波をうち、これで挑発を上からうてるので終盤に活きてくる。中盤はトリトドンに雪崩怯みでずるをしたり、ボーマンダに交換読み冷ビを当てたりで有利に進んでいく。相手残り麻痺したエルフーン+トリトドン、こちらボルトロス+ルンパッパで詰ませて勝利。
VS ふろのすさん
相手 : リザードン、ヤミカラス、霊獣ボルトロス、霊獣ランドロス
相手は初手、リザードンメガシンカからの守る、ヤミカラスの追い風。こちらは雪崩&交換を考慮してリザードン方向に悪の波動。動きからしてガブリアスにめざ氷がきそうだったのでニョロトノに交換(実際にめざパがきた)、メガシンカしてくれたので交換がとても安定しました。ヤミカラスはやることがなく、拘ってるサザンドラに挑発。サザンドラの悪の波動でヤミカラスを突破、1ターン目にヤミカラスを処理しなかったおかげで、追い風によるディスアドを軽減できました。3匹目に霊獣ボルトロス、ニョロトノをガブリアスに交換読みでめざ氷をうつも交換でこちらが出したのはルンパッパ。チョッキなので10万がきてもさほど痛くはない、珠だったので怪しかったが・・・。そのすきにサザンドラの悪の波動でボルトロスに大ダメージ、残りをルンパッパの猫だましで処理。相手は天候を取り返す手段がなくなり勝利。
3. トーナメント
VS reiさん
トリプルクラウンの暫定1位。しゃなぽけさんの粋な?計らいで1位を初戦で潰すチャンスをくれました。ニンフィアの処理がポイントとなりそうだったが、初手できてくれたのでラスカ+地震で処理(ここでrei君は軽く台パン)。レートなら即決だが、対戦相手の様子が見れるオフ会なので苦しいふりをしました。そこからなんやかんやあり、個人的にターニングポイントだと思ったのが、相手残りHP2割のズルズキン+モロバレル、こちらHP残り3のニョロトノ+ルンパッパで天候は雨。ズルズキンの猫だましでニョロトノが倒されるのが嫌だったので眠っているガブリアスに交換しようと考えたが、ズルズキンを倒せば相手はサザンドラで詰むので、ズキン処理を優先して熱湯を集中。その結果、リザードンに交換したのでリザードンが落ちる。次のターン、ニョロトノをガブリアスに交換、晴れ下熱湯でズルズキンを処理しきれなかったが、火傷をひく。火傷をひかなければワンチャンあったというのをrei君は主張していましたが、その場合晴れを利用してサザンドラの熱風で焼く予定だったので命中不安を除けばワンチャンありませんでした。相手モロバレルのみ、こちら残り4体という状態になり勝利。
VS ゆうさん
クチートをサザンドラに交換ランドロスの大地の力を無効化する、挑発をモロバレルにうつもメンハ発動&胞子でボルトロスが眠らされる。眠らされてる隙にブルンゲルにトリルを決められる、しかしサザンドラの悪の波動でモロバレルを突破し、最悪の状況は免れる。こちらボルトロス+クチート、相手ブルンゲル+ランドロスという状況でふいうちをうつか悩んだが、うった結果通ってブルンゲルを突破、ランドロスの大地の力をギリ耐える。ボルトロスの死に出しで出したスカーフニョロトノでランドロスを、クチートのアイヘでガルーラを処理して勝利。
VS しらぬいさん
スイクンの追い風よりキノガッサの胞子のほうを嫌ってキノガッサに挑発。キノガッサはどうせ襷だろうと思って雪崩を選択。実際はスカーフだったのでアイヘをうてばよかった・・・。ランドロスの大爆発でニョロトノ&ボルトロスが突破され不利になる。ルンパッパ+クチート、ガルーラ+スイクンの場面でガルーラの精神力の可能性を考えると猫だましは安定しないが、色違いだったので夢特性ではないだろうと判断し、猫だましをうつ。見事に決まり、クチートの雪崩でスイクンも怯ませる。ガルーラを突破できればルンパッパでキノガッサとスイクンに勝てる算段でしたが、熱湯でガルーラを倒し切ることができず、返り討ちにあう。不意打ちと重ねとけばよかった・・・。キノガッサの馬鹿力でクチートが倒され負け。
4. 最後に
今回のパーティはサナバレルとキノガッサがきついかなと思っていましたが、サナバレルに当たらなかったのが勝因だと思います。モロバレル単体に関しては予選で当たらなかったのも大きかったですね。きのこポケモンの対策としてはファイアロー、ファイヤー、フリーザー、カイリューあたりが候補でしょうか。雨クチートは考察の余地がありそうなのでこれから色々考えていきたいと思います。
XY構築 ~破壊と生命と時々ナットレイ~
はじめまして。ウォルフォンといいます。今回は3月のがにゅーオフからジャパンチャンピオンシップスにかけて使用したパーティについて紹介します。
・パーティ紹介
飛行タイプ多いから横スペースとるなあ・・・
1. 主な実績
- 第29回がにゅーオフ:4位 ※このときはランドロスではなくメタモンを使用 対戦動画:Recorded Live #255307824 - TwitCasting
- アジアカップ2016:3位
- 第10回あいオフ:ベスト8
- ジャパンチャンピオンシップス:レート1750くらい(30勝10敗, 5/20時点で100位)
2. パーティ構築の経緯
がにゅーオフ直前、イベルタルを軸にしたパーティで挑みたいと思い、showdownでイベルタル + グラードンやカイオーガを試してみましたが納得できるパーティができずにいました。
がにゅーオフ前日、東京のオフ会で知り合ったあさぎさんがスカーフゼルネアスとイベルタルを使ってオンライン大会ポケ劇で2位になったのを思い出し、そのパーティを半信半疑ながらshowdownで試したところ1300代を彷徨っていたサブ垢が数戦で1600まで行き、この構築は行ける!と思い採用しました。伝説枠とボーマンダ、ファイアローはあさぎさんのパーティと同じですが残り2枠は自分で考えました。
イベルタル、ゼルネアス、ボーマンダ、ファイアローという4匹の並びについて、電気の一貫性があること、クチートに弱いことという2つの問題があります。また、グラードン、カイオーガ両方採用していないということは、この2匹いずれかに強い一般ポケモンを採用する必要があります。以上のことから、グラードン対策として霊獣ランドロスを採用しました。また、とつげきチョッキを持たせることで特殊型のグラードンにも対応できるようにしました。
上で述べた問題点以外にもトリックルームに弱いのも問題として挙げられます。トリックルーム、クチート、カイオーガに強いポケモンとしてナットレイを採用しました。グラカイ構築以外のカイオーガがいるパーティに対して積極的に選出します。アジアカップの本選トーナメント1回戦のレモネードさんとのバトルではナットレイのおかげで勝てました。
3. 軸となる4匹について
この4匹には一見何もシナジーがないように見えますが、攻撃の役割について以下のように分類できます。
・強力な先制技を持っている
・すばやさが高く、全体技を持っている
つまり、先制技+上からの全体技で相手1体を倒しつつ、その隣のポケモンも次のターン先制技で縛るというのを繰り返すことができるのです。イベルタルを舐め腐っている人はイベルタルが強力な先制技を持つという表記に疑問を持っているかもしれません。その人は個別解説でイベルタルのダメージ計算を載せておくのでしっかり読んでください。
4. 個別解説 ※伝説・準伝説は理想個体の場合で書いてます
イベルタル@くろいメガネ 性格:いじっぱり 特性:ダークオーラ
201-201-115-×-119-151 (A252, D4, S252)
はたきおとす / ふいうち / イカサマ / まもる
・ダメージ計算
○はたきおとす (攻撃指数46916 > A172メガクチートのじゃれつく46440)
H227-B140 クレセリア 確定1発(111~130.1%)
H174-B136 ドータクン確定1発(148.2~175.8%) ※ランク-1でも乱1(93.8%)
○ふいうち (攻撃指数38495 > A160ナットレイの威力150ジャイロボール36000)
H181-B120 メガガルーラ 確定2発(66.2~78.4%)
H207-B133 ゲンシカイオーガ 確定2発(52.6~62.3%)
H227-B140 クレセリア 乱数1発50%(90.7~108.3%)
このダメージ計算を見てどう思ったでしょうか?破壊を司るポケモンらしくものすごい火力ですね。全国ダブルのとき、倒すのに苦労したクレセリアをいとも簡単に倒すことができます。物理型イベルタルのもう1つのいいところはイカサマを覚えることです。これにより威嚇で攻撃を下げられても腐ることはなくなります。
ゼルネアス@こだわりスカーフ 性格:ひかえめ 特性:フェアリーオーラ
213-×-115-201-118-140 (H92, C252, S164)
マジカルシャイン / ムーンフォース / サイコキネシス / ねごと
H 珠メガレックウザのガリョウテンセイ耐え(83~99%)
S 最速スカーフドーブル抜き
私も最初は通常のゼルネアスを使っていましたが、ジオコントロールを積むタイミングがいまいちわからず、しばらく敬遠していました。そんな自分にとってこの型のゼルネアスは非常に使いやすかったです。ボーマンダやゲッコウガはもちろん1発で倒せますが、ゼルネアス対策でくるメガゲンガーに対してもファイアローのブレイブバードとマジカルシャインを合わせることで倒すことができます。
メガボーマンダ@メガ石 性格:せっかち 特性:いかく→スカイスキン
170-166-135-172-110-189 (A4, C252, S252)
ハイパーボイス / すてみタックル / だいもんじ / まもる
両刀ボーマンダの性格はむじゃきかせっかちか度々議論になると思いますが、この構築の場合、噴火・潮吹きを無効化する手段がないのでせっかちがいいです。
3つ目の技についてですが、メガクチートを意識して大文字を採用しました。確定で耐えられますが、特防に厚く振っていなければゼルネアスのマジカルシャインと合わせて倒せます。
ファイアロー@いのちのたま 性格:いじっぱり 特性:はやてのつばさ
153-146-91-×-90-178 (A252, D4, S252)
ブレイブバード / フレアドライブ / ちょうはつ / おいかぜ
ゼルネアスのジオコントロール、ドーブル対策に挑発を採用しました。相手のゼルネアスにジオコントロールを積まれるとこちらのスカーフゼルネアスが縛られるのでファイアローの立ち回りが重要になります。
この構築の天敵であるクチートに対して、攻撃が1段階下がった状態ではフレアドライブは耐えられますがボーマンダの大文字と同様、ゼルネアスのマジカルシャインと合わせて倒すことができます。
霊獣ランドロス@とつげきチョッキ 性格:ようき 特性:いかく
165-197-110-×-100-157 (H4, A252, S252)
じしん / いわなだれ / はたきおとす / ばかぢから
クチート、グラードンに打点を持てるポケモンとして採用しました。big6のようなパーティに対してイベルタルを選出しないかわりにランドロスを選出していましたが、先制技をもってるイベルタルのほうが戦いやすいと感じたため、この枠は再検討したほうがよさそうです。
ナットレイ@オボンのみ 性格:ゆうかん 特性:てつのトゲ
180-143-151-×-154-22 (H244, A124, D140)
ジャイロボール / パワーウィップ / やどりぎのたね / まもる
H 4n
A 11n 珠ガリョウ耐え(B44振り)ゼルネアスを威力150ジャイロボールで確定1発
B,D 珠メガレックウザのガリョウテンセイ+C231ゲンシカイオーガのこんげんのはどう(雨、ダブル補正)をオボン込みで確定耐え(75.5~89.4%+28.3~33.8% < 125%)
PGLによるとナットレイの持ち物で一番多いのは食べ残しのようですが、私はこのルールにおける食べ残しは全く評価してません。その理由は、高火力の技が飛び交う環境で食べ残しの回復量では追いつけないからです。また、食べ残しはターン終了後に発動するのに対してオボンの実はすぐに発動してくれるので評価できます。
同様の理由でやどりぎのたねも強くはないと判断したのですが、他の技が思いつかなかったのとクチートのメタを意識して採用しました。レモネードさんとのバトルではこの技でクチート+パルキアを詰むことに成功し勝てました。
5. 立ち回り(vs big6)
ゼルネアス+イベルタルという先発が理想ですが、補助技をケアしなければならないのでファイアロー+ゼルネアスという先発が多いです。
超絶有利対面です。マジカルシャイン+挑発をゼルネアスにしていきます。特性の発動順でゼルネアスのスカーフがバレますが、意外と気付かれないときが多いです。(体感的には6割くらい気づかない。)
猫騙しがどちらに来てもいいように相手のゼルネアスに挑発、ムーンフォースを集中します。ファイアローに猫騙しされた場合、ムーンフォースで相手のゼルネアスを大きく削ることができるのでファイアローのブレイブバードで縛ることができます。それにより、次のターン相手のゼルネアスは守ってくるのでその隙に追い風をします。しかし、ジャパンチャンピオンシップスではこの縛りを無視して動かされるというヤンキープレイヤー?に2度当たりました。(そのせいでレートが大きく減少、某A氏に立ち回りを晒されたせいか・・・?)
挑発をドーブルに、ゼルネアスにムーンフォースを打ちます。これが決まればこちらが有利になりますが、ゼルネアスに猫騙しされたり、この指されたり、メンハだったりなど不安要素はかなり多いです。この立ち回りに関しては某A氏により晒され済。
相手がゼルネアスを初手で出した場合に関してのみ書きましたが、ゼルネアスが後ろに控えており、ファイアローが倒された後に出されるという展開もかなり苦しいです。
6. 最後に
この構築は思考停止でふいうち、ブレイブバード、マジカルシャイン、ハイパーボイスを打ってれば勝てるので僕のようなプレイングに自信がない人、オラオラ攻めるのが好きな人には合うと思います。
しかし、ジャパンチャンピオンシップスで思うようにレートが上がらなかったのはそのプレイングが悪いのが原因だったのかなと今は思います。構築自体は悪くはないと思うので是非誰かに使ってもらいたいです。何か質問等あればコメント欄かtwitter@WorldRyuverにて受け付けます。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
第7回グロリアクラシック予選優勝&本選使用構築 ~エルゲン偽装トリパ~
はじめまして。ウォルフォンといいます。今回の構築記事では第7回グロリアクラシック予選と本選で使用した構築について紹介します。この構築のメガゲンガーにはトリックルームを覚えさせており、珍しいパーティとなっています。優勝した構築ではありますが、レートでは1800すら超えることができず、正直弱い構築だと思いますが1つでも参考にしてもらえればと思い書いてみました。
・パーティ紹介
第7回グロリアクラシック予選
本選
1.トリルメガゲンガーに至った経緯
VGC2016ルールで何回か対戦したときに気づいたことは追い風が多いということと天候の奪い合いを制したほうが勝つということです。追い風に関しては、最初の頃は相手の追い風に対してこちらも追い風をするといった対策をしていましたが、そのようなことをしてもあまり意味が無いと感じ、それならばトリックルームを使ったほうがいいだろうと考えました。しかし、トリックルームを使うにしても挑発が怖いため、意外性のあるポケモンにトリックルームを覚えさせようと考えました。このことと天候の奪い合いという点からトリルメガゲンガーという型に至りました。
2.個別紹介 ※伝説・準伝説は理想個体の場合で載せています
メガゲンガー@メガ石 性格:おくびょう 特性:ふゆう→かげふみ
167-✕-100-191-115-200 (H252, C4, S252)
メガ前(167-✕-80-151-95-178)
トリックルームの採用理由は上記のとおり。素早さが最速なのは、この構築のコンセプトとして、トリックルームを軸としているわけではなく、相手の追い風に対する対抗手段としてトリックルームを採用しているからであり、追い風をしてこない場合はメガゲンガーで相手の上をとっていきたいからです。
CではなくHに振っているのは、Cに振ったところであまり確定数は変わらないと判断したのと、特性によりヘイトを集めやすいため耐久を高くしたいと考えたからです。威嚇をいれることで、メガガルーラのふいうちや珠メガレックウザのガリョウテンセイなど意外と様々な技を耐えてくれます。
エルフーン@きあいのたすき 性格:のんき 特性:いたずらごころ
167-✕-150-✕-96-108 (H252, B252, D4 最遅個体)
がむしゃら/アンコール/トリックルーム/しんぴのまもり
※本選
性格:おくびょう
167-✕-105-✕-96-184 (H252, D4, S252)
まもる/アンコール/おきみやげ/しんぴのまもり
ダークホールへの対策ともう1体のトリル起動要員としてエルフーンを採用しました。実際は選出する機会も少なく、猫騙し→高火力技で倒されることがあったので本選ではまもるを採用しました。おきみやげはメガゲンガーのかげふみと相性が良く、相手を弱体化させてグラードンかカイオーガを死に出しして、一気に制圧するという流れができます。
ゲンシカイオーガ@あいいろのたま 性格:れいせい 特性:あめふらし→はじまりのうみ
207-✕-133-231-180-85 (H252, B180, C76)
ゲンシカイキ前(207-✕-133-198-160-85)
しおふき/こんげんのはどう/れいとうビーム/まもる
※本選は性格をひかえめ個体に変更
H,B:A232メガレックウザの珠ガリョウテンセイ(73.9%~88.4%)確定2発
鉢巻で(85.9%~101.4%)乱数1発12.5%
C:11n 威力150のしおふきで181-120メガガルーラダブル補正で(101.6%~119.8%)確定1発
配分はe-sports runnerで紹介されているコマールさんの構築記事を参考にしました。本選で性格をひかえめに変更したのは、トリックルームを使わないときに、相手の物理型のグラードンよりも素早さが高い(物理型は勇敢であることが多い。意地っ張りと僅差だが・・・)ほうがいいと判断したからです。
ゲンシカイオーガの水技は非常に強力ですが、相手のゲンシグラードンによって無効化されるリスクがあります。この点については、メガゲンガーのかげふみと相性がとてもよく、安全に水技を通すことができます。
ゲンシグラードン@べにいろのたま 性格:ゆうかん 特性:ひでり→おわりのだいち
189-254-180-170-130-85 (H108, A244, D156)
ゲンシカイキ前(189-221-160-120-130-85)
だんがいのつるぎ/ふんか/ドラゴンクロー/まもる
※本選
だんがいのつるぎ/オーバーヒート/いわなだれ/まもる
H,D:C202ゲンシグラードンのだいちのちから(83.5%~99.4%)確定2発
こちらもe-sports runnerで紹介されているPentagramさんの構築記事の配分を参考にしました。技構成もその記事と同じにしましたが、この構築ではトリックルームを使う機会が多くはないため、ダメージに依存するふんかよりもオーバーヒートのほうが良いと考え変更しました。
ゲンシカイオーガを使うとナットレイやモロバレルが重くなりそうだったので、それらへの対策としてゲンシグラードンを採用しました。ゲンシカイオーガとアンチシナジーだと思われがちですが、実際使ってみるとそこまで不便さは感じませんでした。
霊獣ランドロス@こだわりはちまき 性格:いじっぱり 特性:いかく
165-216-110-✕-100-143 (H4, A252, S252)
じしん/はたきおとす/とんぼがえり/だいばくはつ
主に初手でゲンガーと一緒に出し、メガゲンガーで相手を縛ってだいばくはつからカイオーガを死に出しするという動きをします。場合によっては、ゲンガーをメガシンカさせずにじしんをうつこともあります。VGC2016の環境は高火力技が飛び交うので交換がしにくくなっています。その点において、だいばくはつやエルフーンのおきみやげは安全に交換ができる手段となります。
モロバレル@バコウのみ 性格:なまいき 特性:さいせいりょく
219-✕-105-105-132-31 (H236, B116, D156)
全国ダブルでサナバレルをよく使っていたこともあり、いかりのこな+全体技という攻め方が好きだったので、VGC2016ルールでも採用しました。トリックルームを使ったときの制圧力はすごいですが、この構築ではトリックルームを多用しないということや、ゲンシカイキ組の耐久が高く、いかりのこなによるサポートもいらないということを考え、本選では不採用になりました。
ファイアロー@いのちのたま 性格:いじっぱり 特性:はやてのつばさ
164-146-91-✕-89-168 (H84, A252, S172)
S:最速100族抜き
ゲンガーミラーがきつく感じ、そのときにファイアローを推められたので採用しました。相手がS操作技を使ってこない場合、追い風による制圧を狙っていきます。ゲンガーにCを振っていないため、ゼルネアスを1発で倒すことができませんでしたが、ファイアローの先制ブレイブバードのおかげでこの問題を解決することができました。
3.最後に
レートでは結果を残せていない構築ですが、メガゲンガー自体はこのルールではかなり強いと思うので、これからもゲンガーを軸にしたパーティについて研究をし続けたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。質問等あれば、コメントかTwitter(@WorldRyuver)にて受け付けます。
追記
グロリアクラシック準決勝の対戦動画のリンク
https://www.youtube.com/watch?v=qvCjaCe6YU8
第9回あいオフ全国ダブルの部使用構築
はじめまして。ウォルフォンといいます。今回の構築記事では第9回あいオフ全国ダブルの部で使用したパーティについて紹介します。あいオフの結果だけいうと予選落ち、レートでは最高1894までいきました。
・パーティ紹介
持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | |
ニョロトノ | オボンの実 | ねっとう | 冷凍ビーム | 滅びの歌 | まもる |
ルンパッパ | チョッキ | ねっとう | ギガドレイン | 冷凍ビーム | ねこだまし |
サーナイト | メガ石 | サイコキネシス | ハイパーボイス | ふういん | まもる |
モロバレル | ゴツゴツメット | ヘドロばくだん | いかりのこな | キノコのほうし | まもる |
霊獣ランドロス | こだわり鉢巻 | じしん | はたきおとす | とんぼがえり | だいばくはつ |
火ロトム | こだわりスカーフ | オーバーヒート | 10まんボルト | ボルトチェンジ | トリック |
1.はじめに(あいオフの感想など)
今回のパーティは本気で勝ちに行ったパーティでは無く、面白そうだから試しに組んでみたという感じのパーティです。対ガルーラスタンの要であるファストガードを搭載したズルズキンを抜くのは不安を感じましたが、以下のように考えていたので大丈夫だろうと思っていました。
①VGC2016の公式ルールが伝説ありとなったので全国ダブルを頑張っても意味がない。つまりガルーラスタンが減る。
②あいオフでは事前にグループ分けが発表されており、ガルーラスタンをメタりまくった以前のパーティをe-sports runnerで紹介してもらったため、少なくとも自分がいるグループではガルーラを使う人が減る。
しかし、実際には対戦した4人中2人がガルーラを軸にしたパーティでした。そのうちの1人はニンフィア入りのパーティでサーナイトのふういんが決まり楽に勝てることができました。ただ、もう1人のほうでは
防塵ゴーグルを持ったボルトロスから
「いばる!でんじは!」
ランドロスから
「いわなだれ!」
自分のポケモンは
「わけもわからず自分を攻撃した!」
「からだがしびれてうごけない...」
「ひるんでうごけない!」
このオンパレードで全く動いてくれず負けてしまいました。これがレートなら問答無用で切断していたというぐらい内心ブチギレていました。しかし、自分の考えが甘かったというのもあります。予選では3勝1敗となり、直接対決の差で2位となりました。今回のあいオフは、2位はジャンケンで勝たなければ予選抜けれないというシステムになっておりましたが、それに負けてしまい予選落ちとなりました・・・。本気のパーティでは無いとはいえ、予選抜けぐらいはできると思っていたのでかなりショックでした。
2.主な立ち回り
サナバレルもしくはランドロスの大爆発で相手2体をたおした後、トノルンパでとどめをさすかニョロトノで滅びの歌をします。この新しい要素のおかげで瞑想をつんでくるクレセリアや身代わりを張ってくるギルガルドなどに簡単に勝つことができます。
3.個別紹介
ルンパッパとモロバレルは前回と同じなので割愛
メガサーナイト 性格:ひかえめ 特性:テレパシー→フェアリースキン
159-×-87-220-156-152 (H124, B12, C120, S252)
メガ前(159-×-87-176-135-132)
前回とほぼ同じ実数値ですが、めざ地個体なので配分が微妙に違います。結局雨パに組み込んだため、めざパは不採用になりました。特性をテレパシーにしたのはランドロスのじしんと大爆発に巻き込まれないようにするためです。状況によってはサーナイトをメガ進化せずに、ランドロスのじしんとサーナイトのサイコキネシスで相手に圧力をかけていきます。
196-×-109-137-121- 93 (配分は忘れた)
今回は滅びの歌のターン数を稼ぐために耐久に厚く振りました。Cは冷凍ビームでメガボーマンダを倒せるところまで振りました。滅びの歌を採用するのならば、最遅にする方がいいと思いますが、このパーティは滅びパではなく、あくまでも数ある勝ち筋の1つなので最遅にはしませんでした。
霊獣ランドロス 性格:いじっぱり 特性:いかく
165-214-110-×-100-143 (H4, A252, S252)
鉢巻じしんや大爆発で相手パーティに大きな削りをいれていきます。はたきおとすは対ギルガルドを想定した際、じしんでこだわったときにワイドガードを連発されると打点がなくなるので採用しました。とんぼがえりは天候の奪い合いになったときに便利な技ですが、無難に岩雪崩のほうが良かったです。
火ロトム 性格:ひかえめ 特性:ふゆう
139-×-126-169-127-128 (H108, C228, S172)
Sはスカーフ込で最速ゲッコウガ抜き。前回のパーティは飛行・地面の一貫性があったのでそれらに耐性を持ち、エンテイの代わりの炎枠となる火ロトムを採用しました。ランドロスの隣に並べてじしんを打ちながら一緒に殴ったり、ボルトチェンジでサーナイトに交換してランドロスの大爆発を回避したりします。トリックはサポート系のポケモンに対して有効です。あいオフではリザ軸のスイッチトリパに対してクレセリアにスカーフトリックしたことで終盤有利になりました。
4.苦手なパーティ
・ナットレイ入りの雨パ
雨サナバレルの残り2枠が雨に弱いため、ナットレイを処理する前に火ロトムが倒される可能性があり、勝てるビジョンが見えないです。
・ふういんサーナイト入り雨滅びパ
上記とほぼ同じ理由。本来ならロトムではなく熱風を覚えたサンダーがベスト。ではなぜロトムを採用したのかというと単純に持っていなかったから。
5.参考BV
レートで対戦した際、いくつかこのパーティの狙い通りにいった試合があったのでそのBVのコードを載せます。
CFSG-WWWW-WW3E-K85H
V6DG-WWWW-WW3E-K8Q5
6.最後に
今まで雨サナバレルを使い続けてきましたが、雨サナバレルは安定行動をするだけで勝てることが多かったり、相手の選出が読みやすかったりとポケモン歴が短い(実質1年半くらい)自分にとても合っていました。なのでポケモンもしくはダブル初心者にはおすすめの並びだと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ウォルフォン式雨サナバレル
はじめまして。ウォルフォンといいます。この構築記事では第20回アリーナオフ、第28回がにゅーオフで使用したパーティについて紹介したいと思います。前者はベスト16、後者は優勝という成績を残しました。
・パーティ紹介
持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | |
ニョロトノ | スカーフ | ねっとう | なみのり | 冷凍ビーム | あまごい |
ルンパッパ | チョッキ | ねっとう | ギガドレイン | 冷凍ビーム | ねこだまし |
サーナイト | メガ石 | サイコキネシス | ハイパーボイス | ふういん | まもる |
モロバレル | ゴツゴツメット | ヘドロばくだん | いかりのこな | キノコのほうし | まもる |
ズルズキン | オボンの実 | ドレインパンチ | はたきおとす | ファストガード | ねこだまし |
エンテイ | いのちのたま | 聖なる炎 | アイアンヘッド | ストーンエッジ | まもる |
1 .はじめに
このパーティを組んだきっかけはバルドルさんのブログ「なみのり日記」で記載されている雨サナバレルについての構築記事でした。その記事を読み、そのパーティを使ってみたいと思いましたが、どうせならオリジナル要素を入れたいと思い、このようなパーティになりました。
2. サナバレルとトノルンパのシナジー
「なみのり日記」ですでに書かれていますが、一応この記事でも説明しておきたいと思います。
2-1. サナバレルにとってのメリット
サナバレルの苦手なポケモンは主に炎タイプ(特にヒードラン)と岩雪崩持ち(霊ランドロス、テラキオンなど)です。トノルンパはこれらのポケモンに強く、選出を躊躇させます。
2-2. トノルンパにとってのメリット
トノルンパの苦手なポケモンや展開は水に強いポケモン(トリトドン、水ロトムなど)と追い風orトリルです。水耐性があるポケモンに対してサナバレルは有利に動かすことができます。追い風に対しては「まもる」で時間稼ぎながら粉ハイボで打ち勝てます。トリルを張られた場合は、モロバレルが胞子を撒き散らしてくれます。
3. サナバレル&トノルンパの弱点
もちろん、この4匹に共通する苦手なポケモンは存在します。バルドルさんはそれらをサンダーとワルビアルでカバーしたようですが、この部分は自分なりの対策を考えました。
3-1. 先制技持ち
ルンパッパ、モロバレルに対して抜群がとれ、鉢巻ならばサーナイトも1撃で処理できるファイアローはとても脅威です。また、ボルトロスはルンパッパに対して先制でんじはを撒くことですいすいを台無しにし、サーナイトに威張ってきます(死ねばいいのにクソじじい)。
これらの対策としてファストガードを覚えたズルズキンを採用しました。ファストガードを覚える多くのポケモンの中でズルズキンを採用した理由は、1つ目は特性が威嚇であること、2つ目はCHALKに強いことです。元々ガルーラスタンに強い構築でしたが、ズルズキンを採用したおかげで更に強くなりました。あと、ズルズキンのファスガは読まれにくいです。
どのような構築を組んでもサーナイトの天敵となるギルガルド。このポケモンをどう処理するかずっと悩まされました。また、ズルズキンを採用したせいでニンフィアに弱くなりました。サーナイトに「ふういん」を覚えさせていますが、それだけでは完璧な対策とはなりません。
ここまでで物理型のポケモンは火力の低いズルズキンだけなので、物理型でかつキングシールドに怯えずにギルガルドを処理できるポケモンはいないかずっと考えていました。そのとき思い付いたのがエンテイでした(きっかけはバルドルさんのWCS2015レポート)。エンテイはアイアンヘッドも覚えるのでフェアリーも処理できます。また、エンテイの苦手な霊ランドロス・ヒードランはトノルンパを見せれば選出されることはほぼ無いので非常に動かしやすいです。
4. 個別紹介
メガサーナイト 性格:ひかえめ 特性:トレース→フェアリースキン
159-×-87-220-156-152 (H124, B12, C116, D4, S252)
メガ前(159-×-87-176-136-132)
バルドルさんのサーナイトと同じ配分です。Hは16n-1調整、Cは11n、H,BはA-1陽気メガガルーラの捨て身タックルを87.5%の乱数で耐える調整。今の環境なら、準速100族でほぼ先に行動できます。
サイコキネシスで雨パの天敵であるモロバレルを処理でき、メガガルーラに対してはゴツメ+捨て身タックルの反動ダメージ+ハイパーボイスで処理できます。
さらに、ふういんでニンフィアなどのハイパーボイスを阻止できます。
モロバレル 性格:のんき 特性:さいせいりょく
221-×-134-105-101-40 (H252, B252, D4)
A+1の珠ボルトロスのフリーフォールを耐えるためにHBぶっぱ(ぶっぱしなくても耐えるかも?)。攻撃技はギガドレインが採用されることが多いですが、ヘドロばくだんを採用しました。その理由は草技はルンパッパがいるから不要なことと、フェアリーと草タイプに対抗するためです。
165-×-96-142-120-134 (H4, C252, S252)
ニョロトノといえば耐久をあげてサポートに徹するタイプが多いと思いますが、ここではスカーフを巻いて一緒に殴るタイプで採用しました。相手のパーティによっては、ルンパッパは選出する余裕はないが雨を降らせたいときがある(むしろそっちの方が多い)ので単体性能を上げるためにスカーフを持たせました。ルンパッパと一緒に130族を超える素早さで殴っていくのはとても楽しいです。
ルンパッパ 性格:ひかえめ 特性:すいすい
155-×-71-91-156-120-122 (B4, C252, S252)
水技はハイドロポンプかねっとうかで迷うところですが、命中安定を重視してねっとうを採用しました。余談ですが、エンテイの聖なる炎・ストーンエッジ以外、命中100%の技しか採用していないです。とつげきチョッキを持たせることで特殊に非常に強くなり、ニョロトノなしでもある程度戦えます。
ズルズキン 性格:いじっぱり 特性:いかく
172-156-135-×-136-72 (H252, A252, D4)
Hをぶっぱさせれば丁度4nとなるのでオボンを持たせました。ズルズキンは耐久力が高いポケモンですが、素早さが低いため集中攻撃を受けやすく、簡単に倒されることも珍しくはありません。しかし、オボンを持たせることでその不安がなくなり、威嚇がはいってないガルーラに対してもドレパンの回復も相まって殴り勝つことができます。
エンテイ 性格:いじっぱり 特性:プレッシャー
189-183-97-×-95-151 (H8, A252, S248) 個体値:A, D, S→V
エンテイの性格は陽気で最速にするのが一般的ですが、ギルガルドを迅速に処理するためにいじっぱりで採用しました。ちなみにA183のいのちのたま聖なる炎でH167, B170のギルガルドを68.8%の乱数で倒せます。アイアンヘッドはフェアリーを処理するために採用しました。
タイプ一致聖なる炎の威力が150で抜群アイアンヘッドが160なのであまり変わらないと思いますが、命中100%であること、雨が降っても威力は落ちないこと、岩タイプにも対抗できることというメリットがあるので採用する価値はあると思います。
ストーンエッジを採用した大きな理由は無いですが、リザードンやボーマンダに抜群とれるので、状況によってはあると便利です。
すばやさはメガサーナイト-1。サーナイトより遅くしたこと自体に意味はないですが、そろえるよりどっちが先に動くかわかっていたほうが動かしやすいと思ったので151で抑えました。
5. ガルーラスタンに対する立ち回り
このパーティはガルーラスタンに非常に強いです。立ち回りを覚えたら、変なギミックがない限り、簡単に勝てます!ここでは2つのタイプのガルーラスタンに対しての立ち回りを軽く説明します。
5-1. vs CHALK + ボルトロス
こちらの選出
控えに
相手の予想選出
控えにor
1ターン目 : ねこだまし警戒で両まもる。
2ターン目 : 粉ハイボ。このとき、メガガルーラが捨て身タックルを選択したならハイパーボイスで落ちることは確定。ボルトロスはモロバレルに挑発。
3ターン目以降 : モロバレルをズルズキンに交換&サーナイトはまもる。ズルズキンに変えてからは、ファストガードでサーナイトを守りながらハイボをぶっぱなしていく。処理しきれなかったポケモンはスカーフニョロトノでお掃除。
5-2. vs CHALK + ニンフィア
こちらの選出
控えに
相手の予想選出
控えにor
1ターン目 : ズルズキンをモロバレルに交換&サーナイトはまもる。トノルンパを見せると相手は99.9%ガルニンフを先発で出してきます。このとき、モロバレルはハイパーボイスを受けますが、そのときのダメージで眼鏡かどうかがわかります。
2ターン目 : モロバレルはいかりのこな、ニンフィアの持ち物が眼鏡と判明したらサーナイトはふういん(眼鏡じゃなかったとしてもふういんしてOK)。
3ターン目以降 : ニンフィアが眼鏡でふういんが決まったのなら、100%ニンフィアは交換、交換先にハイボを当てることができます。交換先がランドロスならダメージ量でチョッキかどうかがわかります。このとき、モロバレルはメガガルーラに2回殴られ、それが捨て身タックルなら倒されてしまいますが、サーナイトのハイボでメガガルーラも倒せます。それ以降はズルズキンとサーナイトで処理できます。
参考BV がにゅーオフ予選 vsめんたいさん
このときのめんたいさんのパーティはガルクレセ化ボルト霊ランドドランニンフィア
JZPW-WWWW-WW38-WQT3
(めんたいさんと連絡とる手段が無かったので本人の許可は得てないです。大丈夫だよね・・・?)
6. 最後に
このパーティはガルーラスタンに強すぎる分、他の奇抜なパーティに弱いと思います。また、飛行と地面の一貫性があるという欠点もあるので改善の余地はあります。コメント、感想、質問等がありましたらtwitter@WorldRyuverまでご連絡下さい。
最後まで読んで頂きありがとうございました。